安心・安全への取り組み


品質管理の方針


 

私たちは、お客様に安全安心な商品をお届けするという品質を第一に考え、使用する原料の安全性を確認し、各製造過程においても品質確認を行いながら製造を行っています。その上で、お客様に満足していただける商品を安定的にお届けし、お客様に喜ばれる製品づくりに努力します。

 

ISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得。

品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」を2007年4月に認証取得しました。

 

「ISO9001」とは

ISO9001とは品質マネジメントシステム(Quality Management System)のことです。

ISO9001の目的は顧客が要求する製品(サービス)を提供することで満足してもらうことですが、これを実現するために継続的に改善していく仕組み作りです。

 

定期審査・更新審査

ISO9001で求められている事項ができているか、仕組み作りがうまくいっているか等を外部認証機関の定期審査を年1回受けております。また、認証期間は3年間で3年ごとに更新審査を受けております。

 

HACCPの管理手法を取り入れ、原材料の肉・野菜の入荷時には鮮度の確認を行い、製造時には温度やpHチェック、目視検査を実施しています。

 

目視検査や野菜のバブリング洗浄などで異物除去に努め、各製造ラインには最新のX線異物検出機、金属探知機を設置して異物混入を防止しています。すべての冷蔵庫・冷凍庫を24時間モニターして温度管理しています。

工場出入り口の24時間監視
X線異物探知機、金属探知機、ウェイトチェッカー
手作業での包装

生産管理について


工場内のムダをなくすため日々努力しています。自社で足りない部分は専門家に依頼し、常に最新の管理手法取得に努めています。技術向上による効率アップで資源の無駄遣いをなくし、廃棄物の削減に取り組んでいます。


惣菜

 

1.受入検査

 

肉・野菜は使用前に全量検査を行い、産地・鮮度・異物がないか等の確認を行い、当社の基準に合格したものを使用します。使用する肉はすべて国産に限定しブロック肉を仕入れています。これはミンチ肉ではわかりにくい鮮度・産地を確認するためです。野菜も国産を使用し野菜の中でも多く使用するキャベツは特にフレッシュなものにこだわっています。産地直送で仕入れているため、産地が移動します。

 

2.具作り

 

肉は当社工場でミンチにし野菜も当社工場でカットします。すぐに調味料等と合わせて餃子・焼売等の具を作ります。

 

3.皮(餃子、焼売、ワンタン他)

 

当社は「餃子の皮」の製造販売も行っておりますので、その技術を惣菜として販売する皮にも生かしております。焼売・ワンタン等の皮はそれぞれの商品の特徴に応じた独自の配合で自社製造しております。

 

4.成型

 

自動成型機で具を皮に包む工程ですが、皮は気温・湿度によって時間ごとに硬さが変化しますので皮の厚みが変化します。また、具も同様に気温の変化等によって流動性が変化し、具の重量が変化することがあります。重量等の品質を一定させるため10分おきに皮・具の重量を計測し一定の重量になるようにしております。餃子は1粒12gから28gまで、焼売は1粒14gから35gまでと、ご要望に応じた製品ができるようにしております。

 

5.蒸し、冷却

 

連続式のネットコンベアーにて蒸しと冷却を行っています。蒸し庫内は蒸気量を細かく調整して設定温度からブレが小さくするものにしました。冷却庫は蒸し上がったものを短時間に冷やすために、-10℃以下にしております。餃子・焼売・ワンタンは最適な蒸し時間がそれぞれ違いますので、ボタン一つでそれぞれの商品の最適な蒸し時間になるようにしております。

 

 

6.包装

 

商品をトレイに入れながら目視検査を行って包装します。

X線異物検出機・金属探知機・ウェィトチェッカーにかけ、ラベルを貼付して最終の目視検査をして箱詰めします。

 

7.保管・出荷

 

出来上がった製品は冷蔵保管庫に保管し冷蔵車で出荷します。

当社には製品を保管する冷蔵保管庫だけでなく、原料を保管する冷蔵庫・冷凍庫もあります。これらすべての冷蔵保管庫・冷凍保管庫には24時間の自動温度記録計を設置して管理しています。

 

 

製造ラインの細菌検査・製造室内の落下菌検査等を行って製造環境のチェックをしています。

食品の安全安心な商品作りをするための「心得・行動規範(家庭、出勤前)」を作成し、従業員にはこれに基づいて行動させ、出勤してからも衛生に関する手順を細かく決めており、厳守させております。